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浮気に関する法律

結婚して数年が経ち、パートナーの顔を見るだけでうんざり、というときにふと知り合った素敵な人から声をかけられたらどうしましょう?!

悪いことだとわかっていても、惹かれてしまい、気づいたら一線を越えていたということもあるかもしれませんね。

でもその前にちょっと待って!
浮気に踏み切る前に、法律について知っておいて損はありません。

決して浮気を推奨しているわけではなく、浮気に関する法律のことはよくチェックしておけば、いざ心が揺らいでしまった時に冷静さを取り戻すことができるかもしれません。

浮気はそもそも法律違反?!

浮気や不倫という言葉は法律にはありません。
「その意思にもとづいて配偶者以外の者と肉体関係をもつ場合をさす」(民法770条)ことを、 夫婦の貞操義務に反した「不貞行為」と定義されています。

夫婦である以上、お互いに貞節(貞節)であるのが義務なので、恋愛感情がなくても、妻(夫)以外の異性と何度も肉体関係がある場合は不法行為とみなされます。

反対に肉体関係がない場合、いくらデートを重ねていても、法律上は浮気とはならないのです。

不貞行為があったらどうなるの?

どういう状態が法律上「浮気」とみなされるのかは分かりましたが、その結果、どうなってしまうのでしょうか?

結婚は結婚、浮気は浮気と思っていて、結婚を存続させるつもりであっても、あなたの配偶者が裁判を起こし、この「不貞行為」が認められれば、離婚が成立します。

さらに、離婚だけではなくあなたの配偶者から慰謝料を請求されるかもしれません。その上、ダブル不倫(あなたの浮気相手も結婚している)の場合は、その配偶者からあなたに慰謝料が請求されることもあります。

慰謝料ってどのぐらい?!

ちょっとした浮気心の代償が一体どのぐらい高くついてしまうのか?興味のある方は多いと思います。

世界での過去最高額の慰謝料は、ロシアの大富豪、ロマン・アブラモビッチ。石油王として、イギリスの名門サッカーチーム「チェルシー」のオーナーとしても有名ですが、ロシア人モデルとの浮気がスクープされたことで、夫人が離婚を申し立て、彼の総資産の半分以上、推定1兆3500億円を支払ったといわれています。

離婚関連の裁判が日常茶飯事のアメリカでは、離婚による慰謝料も桁外れ!先日離婚が正式に成立したと話題になった俳優のメル・ギブソンは、総資産の半額となる4億2500万ドル(約425億円)が支払われた上、今後の彼の収入の半分が元夫人に支払われるそうです。

また、元NBA選手のマイケル・ジョーダンも1億5000万ドル(約150億円)以上など、アメリカの高額慰謝料ランキングには一般市民の生涯年収も及ばない金額が並びます。

有名人の離婚慰謝料ランキング トップ10

 (参考 2007年アメリカ経済誌フォーブス)

1位 メル・ギブソン&ロビン(4億2500万ドル以上)

2位 マイケル・ジョーダン&ファニータ (1億5000万ドル以上)

3位 ニール・ダイアモンド&マルシア・マーフィ (1億5000万ドル)

4位 スティーブン・スピルバーグ&エイミー・アーヴィング (1億ドル)

5位 ハリソン・フォード&メリッサ・マシスン (8500万ドル)

6位 ケヴィン・コスナー&シンディ・シルバ (8000万ドル)

7位 ポール・マッカートニー&ヘザー・ミルズ (6000万ドル以上)

8位 ジェームズ・キャメロン&リンダ・ハミルトン (5000万ドル)

9位 マイケル・ダグラス&ディアンドラ・ダグラス (4500万ドル)

10位 ライオネル・リッチー&ダイアン・リッチー (2000万ドル)

11位 ミック・ジャガー&ジェリー・ホール (1500万〜2500万ドル)

日本でも著名人は、高額慰謝料を払っています。

1位 千昌夫&ジョン・シェパード 50億円

2位 藤田晋&奥菜恵       30億円

3位 沢田研二&伊藤エミ     18億1800万円

4位 小室哲哉&ASAMI 10億円

5位 実業家S氏&マリアン    5億円

慰謝料とは、精神的ダメージを受けた人が請求するものですから、そのダメージの内容は人それぞれ、一概に料金を計算することはできません。著名人になればなるほど、自分自身のイメージも傷つく、得られるはずであった将来の財産を失うなど、高額慰謝料になります。

請求した金額が裁判所でそのまま認められることはありませんので、1億円などと法外な金額を請求したところで、現実的な金額に減額されます。

一般人でも、離婚に至った原因を作ったのは不倫をした夫側にあるとし、夫に1000万円、不倫相手に300万円の支払いを命じる判決が下りました。(2002年7月19日東京地方裁判所による)

結婚10年目から始めた不倫で、15年後には海外に駆け落ちまでしながら、翌年に帰国、不倫相手と同居しながら、妻の住む家に通って家業の仕事をしていたという一連の経緯から、妻への高額の慰謝料が計算されたようです。

また、妻との同居12年ののち、不倫相手との同居36年の男性は1500万円、妻との同居38年ののち、不倫相手との同居17年の男性は1000万円など、結婚生活も浮気も長く続いた場合は高額になりますが、過去の判例からいうと、50万円から300万円の範囲のようです。

金額の考慮のポイントは、その結果夫婦が離婚するのかどうか、どの程度の期間続いた浮気であるのか、といったことです。

一晩の行きがかりのアバンチュールと10年にも渡って配偶者をあざむいて浮気を続けてきた挙句に離婚に至るのでは、慰謝料が違うのは当然ですね。

携帯電話チェックはプライバシーの侵害だが・・

長らく一緒にいる夫婦なら、普段と違った相手のそぶりから浮気を疑うことがあるかもしれません。そんな場合、まずチェックされるのは携帯電話でしょう。でも、携帯電話を無断で見るなんて、プライバシーの侵害じゃないのでしょうか?

憲法第13条(個人の尊重)によってプライバシーは保護されており、他人の携帯電話をチェックするのは、プライバシーの侵害にあたります。しかし、夫婦間のプライバシーはあってないようなもの、定義が曖昧なのです。

過去の判例を見ると、携帯電話のチェックにより、浮気の事実が分かった場合は、罪にはならず、事実無根であった場合は、プライバシーの侵害という判断がなされたこともあるようです。

格安!プライバシーの値段

では、実際に配偶者に浮気を疑われて、携帯電話をチェックされたら?これはプライバシーの侵害で、それに対して精神的苦痛を受けたのであれば、いくらの慰謝料を請求することができるのでしょうか?

プライバシーの侵害についての慰謝料は、今までの判例にてらすとまことに微々たるもの。たとえば、もっと問題のありそうな企業団体による個人データ流出事件などでも一人につき1万円程度の慰謝料となっています。

浮気調査を依頼された興信所が無断で郵便物を開封して、中身を見たり、ビデオ撮影をした事件でも、請求の100万円に対し、50万円の慰謝料と判決が出たケースがありますが、こういったことは稀です。

保護したい側にとってはかなしい話ですが、プライバシーの値段は決して高くないのが、現在の日本の問題点なのです。

しかし、浮気や携帯電話の盗み見などの結果、夫婦間の信頼や愛情が失われるなど、 お金だけでは解決できないことも発生してしまいますから、結果としては痛い損失になるかもしれませんね。

弁護士の値段って!?

慰謝料や離婚訴訟などについては、最終的に弁護士に相談することになるのですが、その費用は高いというイメージがありませんか?

しかし、各市町村や団体では、市民法律相談などの名前で、相談会を一律料金で実施していますので、費用が心配であれば、まずはそういう窓口を利用してみるのが手です。大体30分5000円程度です。

30分という時間はあっという間にたちますので、事前に状況を簡潔に説明できるよう、また質問したい事項もメモしておくといいですね。

弁護士報酬は、個々の弁護士・法律事務所が定めている報酬基準によって異なりますが、離婚調停で30万円から50万円、離婚訴訟はさらに10万円ほどプラスを見込んでおくとよいでしょう。
(こちら『浮気調査を料金を安く抑えるには?』の記事もおすすめです。)

いずれにしても、軽い気持ちで始める浮気が、高い代償を払う羽目になることもあるかもしれません。浮気する前に、もう一度夫婦関係を見つめなおし、思いとどまるのがベストなのは間違いありません。

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